元気言葉・その6

terasみはぽんた

2007年11月12日 16:09

あなたはそこにいてくれるだけでいい。

いてくれるだけで幸せになる人がいるのよ。



めっちゃ、久しぶりだな~、元気言葉。

今週末は、チビの学校のバザーへ。

毎年、保護者向けの講座があるのですが、
今年は、内田美智子先生の
「思春期を上手に乗り越えられる子どもを育てるために」

参照:
食卓の向こう側 / 西日本新聞:講師紹介  内田美智子(うちだ・みちこ) 助産師
著書:ここ 食卓から始まる生教育

うちは、まだ思春期の子どもはおりませんが、
♪そんなの関係な~い そんなの関係な~い♪ 笑
スライドショーを見て、ボロボロ泣きました。

わ、わたしだけ? と思ってまわりを見ますと、
みんなもボロボロ。笑 


「思春期の子どもは、親が知らないような複雑なキモチを抱えて、
一生懸命生きている。知らないところで泣いている。
死にたいと思ってる子どもが多い」
そうで…。

でも、そういう時期があって、
そういう時期を乗り越えないと、
人は自立した大人になっていかない…。



それでは、どうしたら乗り越えられるか?

「お煮しめに味がしみ込むように、
何気ない日々の中で、
私は愛されてるという実感を持つ。
それがあれば、子どもは乗り越えていく」のだと。

少年犯罪を乗り越える子と乗り越えない子。
その一線の差は、ただ一つ。
「その瞬間に、親の顔(特に母親)が浮かぶかどうか」
なんだそうだ。

「子どもたちのお守りに、お母さんの笑顔の写真を入れておいてください」と。笑

先生は、
「自分の命だけど、自分だけの命じゃないの。
あなたがそこに生きているだけで、幸せな人がいる。
その人のために生きる命でもある」

と、相談にくる子どもたちに諭すのだという。




「あなたがそこにいるだけでいい」
「生まれてきてくれてありがとう」


とつぶやく妊娠、出産の頃のシーンを見て、
あの時は、純粋にああいうキモチだったよな~~~と思い出した。

それなのに、今ではそんなこと忘れてしまって、
「こんなとこがダメ」
「もっとこうして!」
と、求めるばかりの身勝手な母。
ゴメンよ~~。 (← みんなここらで!?、涙のスイッチオン! 笑)

何事も原点に立ち返るって大事ですな、やっぱ。

で、先生曰く、愛される実感を持つ子育て、自立を目指す子育ては、
やはり、「食育にいきつく」と。

ここからは、かなり耳が痛いお話でした。

親が与える食事がどうか
と同時に、
子どもが自分でつくるようになる
ことが、大事だそう。

「食」が自分でできる = 自立  につながる と。

うちの場合、
「親が~~」はさておき、
「自分がつくる」は、チビたちかなり鍛えられてるかも。必要に迫られて!? 


そ・し・て、
「だって、忙しいんだもーーーん」と、
ココロの中で、言いわけしそうなタイミングに、
スッと一枚のスライドが…。

「忙しい時に忙しくないフリができるのが、かっこいい大人」

「できない理由でなく、できる方法を探すのが、かっこいい大人」


う…。
先生、ちゃんとポイント押さえてますな~。


最後に。
いつ、また忘れるかわからんので、今のうち言っておくね。

チビたち、私のところに、
生まれてきてくれてありがとう。
あなたたちがそこにいてくれるだけで、
母はとっても幸せです

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