キャッチコピーと男性脳
職業柄…、
店や街を歩きながら、アチコチチェックしてしまうのが日課です、
というか、
クセです、
趣味です。(笑)
この前、車を走らせながら見たのが、
車の塗装? 洗車? か何かの看板。
キャッチコピーが、
となりの車と「差」がつきます!
っつうもの。
「このコピーさー、考えたの、たぶん男性。
もし、女性が考えたんだったら、ちゃんと狙ったんだと思うよ…」
と、ダンナにいうと、
「え?なんで?」。
このコピー、
男性にはピンときやすく、
女性にはピンときにくいコピーなんです。
その違いはなんでしょ~~。
「差がつく」
っていうのは競争心のアラワレ。
人よりイイものを、人より早く~~という競争心は、
男性の象徴的な心理なんです。
ゲームの新発売に行列つくるのもほとんど男性です。
「そんな並ばなくても後で買えるのに~~」
とテレビを見ながら女性たちは思っている~~。
一方、女性にとってみたら、
となりと差がつくかどうかはあまり気にしてない。
それより、
自分に似合ってるかどうか、
みんなに「いいねえ~」とほめられるかどうか、
そこが大事なんです。
今回の看板、
ターゲットは男性なんだろなと思うので、
あれでOKなんだと思います~。
でも、仮に、
これを女性向けのコピーにするなら…、
あなたを輝かせる~~とか、
大事なヒトも笑顔にする~~とか、
きっとほめられちゃいます~~とか、
そのアタリ。
(めっちゃ、アバウトやけど)
競争ではなく、共存。
幸せ、人、共感…
同じ商品でも、
男性なのか、女性なのかで、
言葉のアプローチも全く違うんですよね。
もちろん、年代、ライフスタイルでも違いますが、
男、女の基本的な違いは大きいです。
脳科学的に見ても。
だから、世の中、オモシロイんですけどね。
マーケティングに上手くいかしてくださいね。
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