キャッチコピーと男性脳

terasみはぽんた

2009年07月15日 14:04

職業柄…、

店や街を歩きながら、アチコチチェックしてしまうのが日課です、

というか、

クセです、

趣味です。(笑)



この前、車を走らせながら見たのが、

車の塗装? 洗車? か何かの看板。




キャッチコピーが、




となりの車と「差」がつきます!




っつうもの。





「このコピーさー、考えたの、たぶん男性。

もし、女性が考えたんだったら、ちゃんと狙ったんだと思うよ…」


と、ダンナにいうと、


「え?なんで?」。





このコピー、

男性にはピンときやすく、

女性にはピンときにくいコピーなんです。




その違いはなんでしょ~~。






「差がつく」


っていうのは競争心のアラワレ。



人よりイイものを、人より早く~~という競争心は、

男性の象徴的な心理なんです。

ゲームの新発売に行列つくるのもほとんど男性です。


「そんな並ばなくても後で買えるのに~~」

とテレビを見ながら女性たちは思っている~~。


一方、女性にとってみたら、

となりと差がつくかどうかはあまり気にしてない。



それより、

自分に似合ってるかどうか、

みんなに「いいねえ~」とほめられるかどうか、

そこが大事なんです。




今回の看板、

ターゲットは男性なんだろなと思うので、

あれでOKなんだと思います~。



でも、仮に、

これを女性向けのコピーにするなら…、




あなたを輝かせる~~とか、

大事なヒトも笑顔にする~~とか、

きっとほめられちゃいます~~とか、

そのアタリ。

(めっちゃ、アバウトやけど)




競争ではなく、共存。

幸せ、人、共感…




同じ商品でも、

男性なのか、女性なのかで、

言葉のアプローチも全く違うんですよね。



もちろん、年代、ライフスタイルでも違いますが、

男、女の基本的な違いは大きいです。

脳科学的に見ても。




だから、世の中、オモシロイんですけどね。


マーケティングに上手くいかしてくださいね。

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