2007年11月12日

元気言葉・その6

あなたはそこにいてくれるだけでいい。

いてくれるだけで幸せになる人がいるのよ。



めっちゃ、久しぶりだな~、元気言葉。face16

今週末は、チビの学校のバザーへ。

毎年、保護者向けの講座があるのですが、
今年は、内田美智子先生の
「思春期を上手に乗り越えられる子どもを育てるために」

参照:
食卓の向こう側 / 西日本新聞:講師紹介  内田美智子(うちだ・みちこ) 助産師
著書:ここ 食卓から始まる生教育

うちは、まだ思春期の子どもはおりませんが、
♪そんなの関係な~い そんなの関係な~い♪ 笑
スライドショーを見て、ボロボロ泣きました。icon41

わ、わたしだけ? と思ってまわりを見ますと、
みんなもボロボロ。icon41笑 


「思春期の子どもは、親が知らないような複雑なキモチを抱えて、
一生懸命生きている。知らないところで泣いている。
死にたいと思ってる子どもが多い」
そうで…。

でも、そういう時期があって、
そういう時期を乗り越えないと、
人は自立した大人になっていかない…。



それでは、どうしたら乗り越えられるか?

「お煮しめに味がしみ込むように、
何気ない日々の中で、
私は愛されてるという実感を持つ。
それがあれば、子どもは乗り越えていく」のだと。

少年犯罪を乗り越える子と乗り越えない子。
その一線の差は、ただ一つ。
「その瞬間に、親の顔(特に母親)が浮かぶかどうか」
なんだそうだ。

「子どもたちのお守りに、お母さんの笑顔の写真を入れておいてください」と。笑

先生は、
「自分の命だけど、自分だけの命じゃないの。
あなたがそこに生きているだけで、幸せな人がいる。
その人のために生きる命でもある」

と、相談にくる子どもたちに諭すのだという。




「あなたがそこにいるだけでいい」
「生まれてきてくれてありがとう」


とつぶやく妊娠、出産の頃のシーンを見て、
あの時は、純粋にああいうキモチだったよな~~~と思い出した。

それなのに、今ではそんなこと忘れてしまって、
「こんなとこがダメ」
「もっとこうして!」
と、求めるばかりの身勝手な母。
ゴメンよ~~。 (← みんなここらで!?、涙のスイッチオン! 笑)

何事も原点に立ち返るって大事ですな、やっぱ。

で、先生曰く、愛される実感を持つ子育て、自立を目指す子育ては、
やはり、「食育にいきつく」と。

ここからは、かなり耳が痛いお話でした。face11

親が与える食事がどうか
と同時に、
子どもが自分でつくるようになる
ことが、大事だそう。

「食」が自分でできる = 自立  につながる と。

うちの場合、
「親が~~」はさておき、
「自分がつくる」は、チビたちかなり鍛えられてるかも。必要に迫られて!? 


そ・し・て、
「だって、忙しいんだもーーーん」と、
ココロの中で、言いわけしそうなタイミングに、
スッと一枚のスライドが…。

「忙しい時に忙しくないフリができるのが、かっこいい大人」

「できない理由でなく、できる方法を探すのが、かっこいい大人」


う…。
先生、ちゃんとポイント押さえてますな~。face15


最後に。
いつ、また忘れるかわからんので、今のうち言っておくね。

チビたち、私のところに、
生まれてきてくれてありがとう。
あなたたちがそこにいてくれるだけで、
母はとっても幸せです


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Posted by terasみはぽんた at 16:09│Comments(8)元気になる言葉
この記事へのコメント
うっ・・・いい話だ!!

「週末はバザー」で、「あー、ママは大変ねー」と思ったけど
こんないい話が聞けるなんて、粋な学校ですね!

私は母でないので母の気持ちは分からないけど、お陰でこの歳になっても子どもの頃の気持ちを覚えているよ。
今確かに、親の愛情に包まれて育ったことを実感します。本当に感謝しています。そして、それを受けないで育ってしまった子どもも、実はたくさんいることも知っています。

だからママたちに「お願いだから抱きしめて」と言いたい!
世界中を敵に回しても、味方をしてくれる存在がいるというのは、ホントに心強いものだもの。自分を信じてくれる人がいれば、最後は絶対に裏切れないもの。
Posted by コマダム at 2007年11月13日 18:40
メルシー、コマダム (^^)

そうなんすよー、いいお話だったです。
かなり耳も痛かったですが…。笑

ホント、親の愛って、生きる礎なんですよねー。

そういえば…。
先日、「父が倒れた!」と、実家から電話があって。

心配している間、
小さい頃のことばかりが思い出されて、
無口で一緒に遊んだことのなかった父ですが、
ずーーっと、大きな愛情で包み続けてもらってきたんだと、
今さらながら気付かされて、感謝感謝。
泣きましたわ。

……が、結局、単に飲み過ぎの酔っ払いが原因!!!
だったとわかり…、取り越し苦労!でよかったです。
(そのあと父は、私に叱られ、孫に叱られ…笑)
Posted by みはぽんた at 2007年11月14日 05:47
う~ん、いいお話をありがとうございます。
子どもを保育園に預け始めた時、情緒不安定になってました。子どもも私も・・・
そんな時に言われたのが『ぎゅーって抱きしめてあげてください』
3人とも思春期を終えそれぞれの道へ自立の時、懐かしいなぁ・・・
あの頃は『お母さん、お母さん』って、追いかけて来ていたのに、今では用事のあるときしか必要ないみたい(涙
Posted by 甘味材料屋 すかいsky at 2007年11月14日 11:56
そっか~、受験ママにはとてもいい話だったわ。
そうよ、そうよ、居てくれるだけで幸せだもの、偏差値なんて・・・偏差値なんて・・・。(^-^;)
Posted by NAOKO at 2007年11月14日 12:48
♪ すかいskyさま

そうなんですね~。
あんなに立派なお子さんたちの懐かしいあの頃…。

川の字に寝てると、
どんどん押し寄せてきて、
足の上、腹の上、顔の上!に乗ってきて、
「一人で安らかに寝たい」なぞ思うのですが、
過ぎてみるとあっという間で、
幸せな思い出になるのでしょうね~~。
Posted by みはぽんた at 2007年11月15日 16:29
♪ NAOKO

居てくれるだけで…と思いつつ、
数字がグルグルまわるってね~~。

ママもツライだろうが、
がんばらないでがんばってね!?
Posted by みはぽんた at 2007年11月15日 16:32
耳が痛い・・・
自分は(親から)愛されている っていう自信をワル坊に持たせてあげることが、私の務め!
と思ってるんですけど、気付くと、怒鳴り散らしてしまうんですよ・・・。
で、反省して、寝るときに「ママはワル坊が大好きよ」と抱っこするのが日課になっております。^_^;
Posted by ママレボ at 2007年11月20日 06:20
♪ ママレボちゃま

私も同じっす~~~。
あまりにも怒り過ぎて、めまいがすることもあるわ。笑

ついつい、「チビ太郎~~」と、
下のチビばかり抱っこするんだけど、
一番の上のお姉ちゃんですら今でもたまーに、
「いいなあ、チビ太郎ばっか」って、
抱っこを要求してくる。笑
やっぱ、上の方が内心やきもちやくんだろね。

ちなみに、真ん中K嬢はモノゴコロついた時から、
ママでなくパパにベッタリ。
自分がかまってもらえるところを、
本能的に探すのね、きっと。
Posted by みはぽんた at 2007年11月20日 09:50
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